TOEキャンプスキット台本 DISK3
ファラ チャット ファラ チャット ファラ |
「なんだか問題が山積み。ほんとにわたしたちで大丈夫かな?」 「リッドさんは頑張ってますよ。」 「そうなんだよね。な〜んかリッド、頑張っちゃってんの。 あんなに無理の無い暮らしが好きだったはずなのに。」 「応援したい人がいるそうです。その人に頑張ってもらいたいから、まず自分が頑張るそうです。」 「ふぅん、そんなこと言ってたんだ。」 |
キール メルディ キール メルディ キール メルディ |
「メルディ、具合悪いのか?」 「悪くない。」 「顔色がよくないぞ。」 「よくなくない!」 「人が心配してやってんのに。」 「メルディ、眠いだけ、元気だよ。心配、おっきいお世話!」 |
キール リッド キール リッド |
「あの、だな、その、あぁ、それ、あぁいや、あれなんだよ。」 「あれとかそれとか、フォッグみてぇだな。わかんねぇよ。」 「だから、メルディの事だよ!ちょっとは気を使ってやってくれ!具合が悪そうなんだ!!」 「はい。」 |
メルディ ファラ キール ファラ キール メルディ ファラ キール |
「おかわりしよかな〜。」 「うん!たくさん食べて!」 「待て。」 「どうかした?」 「無理するな、気分が悪いんだろ?」 「ん、あ、はいな・・・。」 「よく、判ったね。」 「ふん、こいつ、単純だからな。」 |
キール メルディ キール メルディ キール |
「メルディ、眠くなくても、とにかく体を休めておけ。それだけで、だいぶ楽になるはずだ。」 「キール、何で子供扱いするか?」 「違う、僕は心配してんだ。だってお前は・・・。」 「キール、心配、なぜか?」 「と、とにかく、夜は眠らないと体を壊すんだ。早く寝ろ。」 |
ファラ リッド ファラ リッド |
「どしたの?浮かない顔しちゃって。」 「答えが、解からねぇ。どれもこれも正解に思えちまう。 誰もがその人なりの事情をかかえてんのが、よく解かるから。だから・・・。」 「答えは、一つじゃないのかもね。 けど、何かを犠牲にしてでも1つの道を選ばなきゃならないんだとしたら、 わたし、リッドについてくからね!」 「そりゃ心強ぇや。」 |
ファラ メルディ リッド メルディ ファラ リッド ファラ |
「恋物語して、ひめがふられた後、三人はどうなったの?」 「んとな、えっと、ちびすけが言ったよ。がんばって、僕がついてる!そう言ったな。」 「けど、ひめは振り向かなかった。違うか?」 「そのとおりだよ。よく解かったな。」 「なんで?なんでぇ?なんでふられちゃうわけ?」 「ひめの心は、まだのっぽにあんだろ?そこに自分の気持ちばっかり押し付けてもしゃあねぇの。 ・・・あせりすぎだぜ。」 「なんか今日のリッド、鋭いね。」 |
ファラ フォッグ キール フォッグ チャット フォッグ |
「アイラさんが無事でよかったね。」 「おぅ、大事な副官だ。無事でなきゃ困るぜ。」 「シルエシカも結構やるな。」 「だろぅ?アレ、アレがいいからよぉ。」 「リーダーとでも言いたいのですか?」 「そう!ソレ!ぶゎっはははははは。」 |
キール フォッグ キール フォッグ チャット フォッグ チャット |
「・・・ミアキスを、胸に。」 「おぅ?」 「あ、ちょ、ちょっと、言ってみただけだ!」 「ぶぁはは、おいおいどうした?おい、どうしたよ?アレだなおい、 さでは、オレ様にアレをアレ、アレしたろ?」 「キールさんが、あなたに敬意を表した。とでも?」 「そう!それよ!ぶゎーっはははははは。」 「今のは冗談というものですか?」 |
キール ファラ フォッグ ファラ |
「インフェリアってのは、王が絶対的な権力を持っている世界なんだ。 だからインフェリア人は、王が命じた事は、何でも正しいと信じてしまう。」 「セレスティア人に嫌われても、仕方のないことをしてるね。ほんと、ごめんなさい。」 「おぉぉおぅ、自分らの住む世界をよぉ、あんまり悪く言うもんじゃねぇぜ。 オメェらの世界にはよぉ、アレだ。いいとこも、いっぱいあんだろ?」 「ありがとうフォッグ。そうだね。いいとこも、いっぱいあるよ。 平和が戻ったら、いつか見に来て。」 |
リッド ファラ リッド ファラ リッド ファラ |
「ファラ、今日はもう寝ろよ。」 「そんなに気を使わないでよ。なんだか、自分がすごく弱くて、頼りない風に思えちゃう。」 「俺は、別に・・・。」 「ごめん、分かってる。リッドに心配かけてるのは事実なのに、ごめんなさい。 これじゃ、ほんと、弱すぎるよね。」 「疲れてんだよ。気にすんな。ぐっすり寝れば、何もかもすっきりだ。そうだろ?」 「うん。ありがと。」 |
リッド メルディ リッド メルディ リッド メルディ リッド メルディ |
「そういや、ふられちまった後、ちびすけはどうしたんだ?」 「恋物語だな。えっと、それから、時が少し経ったよ。 そして今度は、ひめが村を出ることになったよ。」 「なんで?」 「ひめのお家が、別の街で商売するからな。仕方なかったよ。」 「幼なじみなんて、時期がくれば離れ離れになるんだよなぁ」 「けど、サヨナラの後、いっぱい時が経った後、ちびすけ、大きくなった。 ひめのこと、ずっと好きだった。で、とうとう・・・。」 「とうとう?」 「続くよ。また今度な。」 |
リッド チャット ファラ リッド チャット |
「アイフリードの最期って、どうだったんだ?」 「向かってくる砲弾、迫り来る火の粉、それら全てを真正面から浴びて、 ひいおじいさんは死にました。」 「どうして逃げなかったの?」 「大海賊の誇りか?男の美学か?」 「様々な説があります。でもぼくは、自分の妻を守るためだったと信じています。 愛のために、命を落としたのです。」 |
キール メルディ キール メルディ クイッキー |
「何してんだ?行くぞ。」 「・・・はいな。」 「メルディはメルディだろ?背筋を伸ばして、しゃんと歩け。 多少なら、変な踊りも我慢してやる。」 「キールぅ!」 「クィッキー!クキ、キキ。」 |
チャット フォッグ チャット フォッグ チャット メルディ |
「詳しい事情はよく解からないのですが、元気になられて何よりです。」 「詳しい事情なんてあんのか?」 「プライバシーって言葉をご存知ですか?なんでも首を突っ込むのは止めなさいという事です。」 「おぅ、解かった。 その代わりメルディ、おいアレだ、何かあったら、おめぇのほうから首を突っ込んでこいよ。」 「あ、ぼくも、及ばずながら、力になりますよ。」 「ありがとな。」 |
メルディ ファラ メルディ ファラ リッド メルディ ファラ |
「恋物語の続きだよ。ひめは、無理矢理結婚させられたよ。だから、逃げたかったよ。 だからちびすけは、一緒に逃げよって誘ったよ。」 「で、二人はどこへ逃げたの?」 「ううん、逃げなかったよ。」 「あ、なんでぇ?」 「姫の気持ちが、ちびすけに向いてなかったからだろ?」 「はいな。ず〜っと、ひめはのっぽが好きだったよ。ひめは、そんな自分の気持ち、 ちびすけに愛されてやっと気付いたよ。ちびすけ、告白してほんとの失恋した。」 「せつなすぎるなぁ。わたし、こういうの苦手。」 |
メルディ キール メルディ キール メルディ キール クイッキー キール メルディ |
「キール、あのな、あのな、」 「ん?」 「・・・えっと、あのな。」 「何なんだ?」 「・・・キールぅ。」 「だから何だよ。」 「クィッキー!」 「僕は忙しいんだ。遊ぶならクィッキーとにしてくれ。」 「なんだよぉ。」 |
クイッキー チャット クイッキー チャット クイッキー チャット クイッキー チャット |
「クィッキー、クィ、クィィ・・・」 「来るなよぉ、まだ、来るなよぉ・・・。」 「クキキ・・・」 「うわぁぁ、ストップ、ストップだってば!」 「クィィ・・・」 「そぅ、そうだ、いいこだね。少しずつ慣れていけば、僕とお前もいつかは・・・」 「クィッキー!!クィ、クィ・・・。」 「う、うわぁ、だめだ、やっぱりだめだ。うわ〜ん・・・!」 |
リッド フォッグ リッド フォッグ リッド フォッグ |
「何考えてんだ?」 「お?おぅ、別に何も。」 「フォッグでもビビる時があんだなぁ。」 「おぅ、ビビるかよ。オレ様はな、残してきた奴が無事なら。それでいいんだ。」 「奴って、奥さんのことか?それとも、アイラ?」 「大事な奴等、全員だ!」 |
フォッグ チャット フォッグ チャット フォッグ チャット |
「よぉボウズ、そんなちっこい体で、よくここまで耐てきたな、偉いぞ!」 「大きなお世話です!ちっこいちっこいって、あんまり言わないでください。 生まれつきがんじょうなあなたには解からないでしょうけど、傷つく時だってあるんです。」 「おぅ、そうか?悪かった悪かった。 けどな、オレ様だって、ボウズくらいの年のころは,アレでよ、毎日のいじめられてたもんだぜ。」 「本当ですか?」 「おぅ!だからな、ボウズもよぉ、好ききらいをしないでたんと食え、たんと! そしたら、オレ様のように、がんじょうな男になれんぞ!」 「何度も言ってるように、ボクは女なんです!」 |
ファラ キール リッド キール リッド ファラ 二人 |
「きれいな星空。絶対に無くしたくない。」 「そういえば昔、こんなふうに三人で夜空を見たことがあったような・・・。」 「親に内緒で見晴台に行った時のことだろ? キールは泣き出すわファラは眠りこけるわ、 結局貧乏くじ引いて叱られたのは俺だけだったんだよな。」 「脚色するな!ぼくは泣いてなんかいないぞ!」 「忘れてるだけだろ?俺はビンタの痛みと共に鮮明に覚えてんでよ!」 「まぁまぁ、いい思い出には違いないんだから、仲良くしようよ。」 「無理だね!」 |
メルディ ファラ メルディ ファラ メルディ ファラ |
「リッドは、まだ起きないか?」 「夕べ遅くまで剣の稽古してたんだ。もうちょっとだけ寝かせといてあげよ。」 「へぇ、偉いな。」 「うん、偉いの!リッド、すごくたくましくなった。男の子って、凄いよね。」 「女の子だって凄いよ。ファラ、頑張ってる。」 「あ、そっか。そうだよね。メルディも頑張ってるもんね。」 |
メルディ ファラ メルディ リッド メルディ ファラ メルディ リッド |
「恋物語クライマックス!ひめにふられたちびすけに、やっと好きな人できたよ。」 「あぁ、よかった。」 「そんなある日・・・。」 「まだあんのかよ。」 「結婚して、赤ちゃんも生まれたちびすけの元に、ひめが死にそうだって知らせが届いたよ。 だんなさんはもういなくて、独りぼっちだって。ちびすけ、家を出て、ひめの元向かった。」 「何それ、許せない!奥さんかわいそう。」 「ん、そうか?」 「ちびすけはひめのことがほんとに好きだったんだ。どうにもなんなくても好きだったんだよ。 俺、そいつを憎めねぇな。」 |
メルディ クイッキー 寝るディ クイッキー メルディ |
「クィッキーは、胸がドキドキしたり、苦しくなったり、あるか?」 「ク、キ?」 「メルディ、時々なる。苦しいけど、楽しい。くすぐったい。そんな気持ち。」 「クィッキー!」 「はいな!たぶんいい予感!早く全部終わらせる。新しい気持ち、はっきり見つけるよ。」 |
リッド キール ファラ リッド |
「シゼルに、もし少しでも母親としての心が残っているなら・・・」 「残っちゃいないさ。そうでなきゃ、 娘にこれだけの仕打ちをしておいて、おめおめと生きていられるはずがないだろ?」 「それでも、シゼルはメルディのお母さんなんだよね。 どんなに変わってしまっても、メルディはシゼルをお母さんだと思ってる。」 「シゼルと戦うしか、俺たちに道はないのか?」 |
イフリート シルフ ウンディーネ イフリート ノーム セルシウス イフリート ウンディーネ |
「しっかし、人間たちも結構やるもんだな。」 「なかなかやるよね。ここまでこれるとは、ボクぜんぜん思ってなかったさ。」 「侮ってはいけません。人間と晶霊は、古より共存してきたのです。 すなわち、人間に晶霊が助けられる事だって、あるんです。」 「やいノーム!オメェはぼーっとしてるから、人間に迷惑かけねぇようにな。」 「ボク迷惑なんてかけたぁ〜?」 「そうよぉ、あなたのほうがよっぽど迷惑!」 「う、ぐぐぐぅ・・・。」 「みなさん、落ち着いて。ここまできたら、私たちの使命はただ1つ。 彼らの行く末を見守り、惜しみなく協力する事です。」 |
フォッグ キール |
「おぅ、世界はよぉ、本当に元どうりになるのか。 それを聞いて安心したぜ。なら、オレ様も、無事、帰らねぇとな。 オレ様はよぉ、ほら、アレ、アレ、シルエシカの、アレだからよぉ。」 「あぁ、リーダーの帰りを、みんな待ってるさ。生きて帰ろう。 世界が終わるには、まだ早すぎる。」 |
ファラ リッド ファラ リッド ファラ リッド |
「レイスに見せたいなぁ、今のリッドの姿。」 「見せてどうすんだよ?」 「ほら、リッドはこんなに立派になったよ。レイスの目に狂いはなかったね。っって言いたいの。 きっとレイス、喜ぶよ。」 「よせよ。恥ずかしいな・・。」 「レイスの望んだ事が実現したんだもの。浮かばれるってこういうことでしょ・・・?」 「心配しなくても、レイスはどっかで見てんぜ。俺たちをずっと見てくれてる。最後までな! |
キール メルディ キール メルディ キール |
「セレスティアは,謎に満ち溢れているな。まだまだ僕の知らないものが、隠されていそうだ。」 「はいな!いっぱいたくさん、すっごいのあるよ! セレスティアには,七大秘宝ってのある。すごいよ〜。」 「七大秘宝?例えば,何だ?」 「例えばぁ・・・大海賊の遺産とか。」 「図らずも,すでに手に入れてしまってるな。」 |
リッド メルディ ファラ メルディ リッド メルディ ファラ |
「なぁ、セレスティアの七大秘宝って、アイフリードの遺産のほかにどんなのがあるんだ?」 「ん、そだなぁ、楽園が1つあるよ。」 「楽園?」 「人間であって,人間でないものが住まう都の事だな。」 「人間でないって,なんか怖いじゃねぇか。」 「ううん、楽園の住人は,とても優しい者たちだって聞くよ。」 「楽園かぁ,行ってみたいなぁ・・・。」 |
リッド チャット リッド チャット ファラ |
「セレスティア七大秘宝について、何か知らないか?」 「ん、そうですねぇ、僕が聞くところによると,万能薬があるみたいですよ。」 「おぉ、それいいな!」 「病や傷を治すだけでなく,不老不死の妙薬であるとも・・・」 「不老のお薬?永遠の若さ?欲しい欲しい!」 |
リッド メルディ リッド メルディ キール リッド |
「なぁ、セレスティアの七大秘宝って,どんなのがあるんだ?」 「そうだな、古くて重い置物があるよ。」 「単なるガラクタじゃねぇの?」 「う〜ん、わからんな。けど、ズ〜っと昔からある置物だよ。」 「骨董品と言うんだ。その値打ちは,目利きにしか分からない。」 「どうせ俺は違いの分からねぇ男だよ。」 |
? キール リッド キール メルディ ファラ メルディ リッド |
「ぷぅ・・・」 「誰だ?」 「言い出しっぺが一番怪しいんだぜ?」 「何だと?そんなこと言って,自分は逃れる気だな?」 「あ、あのなあのな、セレスティアの七大秘宝の1つに、勇者コルレーンの壺ってのがあるよ。 おならが詰まった壺だな。」 「おならが宝なの?」 「はいな。その匂いをかいだ者は、幸福になるといわれてるよ。おなら、きっと悪くない。」 「怪しいな・・・。」 |
キール メルディ ファラ メルディ キール |
「教えてくれ。セレスティアの七大秘宝には,どのようなものがあるんだ?」 「そだな、とっても強い掃除用具があるよ。」 「強い?掃除に強いも弱いもないでしょう?」 「えっとな、よくわかんないよ。 けど、ポニーテールのハーフエルフが、それ使って戦ったって聞いたからな。」 「夢でも見たんじゃないのか?」 |
メルディ リッド メルディ リッド メルディ |
「何見てるか?」 「ん?俺の剣,随分傷だらけだなァと思ってよ。」 「そういえば、セレスティアの七大秘宝に、剣があるよ。 その剣があれば,凄いもの呼べるあしいよ。」 「凄いものって,まさか化け物じゃねぇだろうな?」 「わからんなぁ〜。」 |
メルディ キール メルディ キール メルディ キール |
「ほんとはな、少しだけ、怖いよ。シゼル,怖い・・・。」 「僕たちがついてる。お前を化け物から守ってやる。」 「化け物じゃないよ!シゼルはシゼルだな!」 「お前を傷つけた張本人だぞ?」 「知ってるよ、そんくらい!でも・・・けどな・・・。」 「悪かったよ・・・。」 |
リッド メルディ リッド メルディ リッド メルディ |
「おい、恋物語してくれよ。ちびすけは、結局どうなったんだ?」 「えっとな、ひめが死ぬまで、傍で世話してあげた。で、お墓作った後,自分の家戻ったよ。」 「家?大丈夫だったのか?」 「奥さんは,笑顔でおかえりなさい言った。ちびすけは、奥さん抱きしめた。 暖かくって,柔らかくって,ちびすけは泣いたとさ。・・・おしまい。」 「はぁ、よかったぁ。・・・けどメルディ,こんな話しよく知ってたな。」 「バリルが,教えてくれた。だから、ずっと覚えてる。・・・忘れない。」 |
リッド ファラ リッド キール |
「せ〜ので飛んでみるぞ?」 「うん!」 「せ〜の!・・・いま!今お金の音がしたぞ!?」 「僕のベルトが鳴っただけさ。諦めろ。いくらあがいても,もう所持金はゼロだよ。」 |
リッド ファラ メルディ リッド メルディ ファラ |
「腹減ったぁ。」 「仕方ないでしょ、料理作りたくても、材料がないんだから。」 「材料あるよ。はい、どうぞ。」 「何だこれ?」 「さっき拾ったよ。美味しそうね。」 「捨てなさい!」 |
リッド ファラ キール メルディ キール |
「ちょっとヤバいぜ、これは・・・。」 「うん、何とかしないと,全員共倒れになっちゃう・・・。」 「メルディ、お前ひとり、元気そうだな。」 「そっか・・・な。」 「限界まで,気付かないタイプか・・・。」 |
ノーム シルフ ノーム シルフ ノーム シルフ ノーム シルフ |
「ひょひょひょ〜〜〜!」 「うるさいなぁ。お前何考えてんのさ。」 「えぇ〜、ボクゥ?ボクは何にも考えていないよ〜ん。」 「だったらせめて黙っててくれよ!気が散るだろ。」 「・・・〜〜〜・・・」 「何してんのさ?」 「黙ってたら,体が勝手に動きだすぅ!」 「あ〜、もう!だからボクはお前と一緒のクレーメルケイジはやなのさ!」 |
リッド キール リッド キール リッド キール |
「カジノの雰囲気に酔ったのか?」 「ちがう。長時間喧騒に包まれてたから、耳鳴りがしてんだ。」 「ガキくせぇ。」 「あんな空気の悪い場所,繊細なぼくの体には、毒なんだよ。」 「確かに、カジノのお姉さんたちの色気は,目の毒だったなぁ。」 「だから、ちがうんだぁ〜!」 |
セルシウス イフリート セルシウス イフリート セルシウス イフリート セルシウス イフリート |
「ちょっと、寄らないでよ!」 「なんで、仕方ねぇだろ,こん中,結構せめぇんだ。」 「あなたの図体が,ムダにでかいからでしょ?」 「なんだと!」 「なによ!」 「あ、いや、いや・・・。」 「な、何もじもじしてんのよ。気持ち悪い。」 「だぁ〜〜〜!!」 |
リッド キール ファラ リッド キール |
「おぉぉ、海だぜ海!でっけぇなぁ、青いんだなぁ。」 「あいつは当たり前の事で、異常に驚くんだな。」 「わたしとリッドは,ラシュアンでずっと暮らしてたから、海が珍しいんだよね。」 「おぉぉ、なぁ、知ってるか?海水ってしょっぺぇぞ!」 「単に,常識がないだけじゃないのか?」 |
リッド キール リッド キール リッド キール |
「あっちいよ〜、のど渇いた〜、水〜、水くれ〜。」 「五月蝿い!言っても仕方ない事を,あえて言うな!」 「うるさい!聞いてもわかんないことを,だらだら喋んなよ!」 「真似するな!不愉快だ!」 「不愉快はこっちだ!・・・あぁ、だめだ、全然気ィ紛れねぇ。のど渇いたぁ。」 「ぼくで暇を潰すな!」 |
ファラ リッド メルディ ファラ メルディ リッド ファラ リッド |
「あっついねぇ。」 「こう暑いと,寝られやしねぇ。」 「パンツいっちょになろかぁ?」 「何言ってんの?」 「もう、メルディ限界!脱ぐよ〜!」 「わ、ちょ、ちょ、ちょっと待った!」 「あまりの暑さに気絶しちゃった。」 「はぁ、よかった・・・か?」 |
メルディ キール メルディ キール メルディ キール |
「ほらキール!起きるとよいな、しゃんとする!」 「お前は,この寒さが平気なのか?」 「はいな!これ寒い言わないよ。」 「ささささ、寒い以外になんて形容するんだ?」 「ん、えっとな、えっとぉ、・・・恥ずかしい?」 「熱が出そうだ。」 |
ファラ リッド キール リッド キール ファラ |
「じめじめしてるねぇ。」 「あ〜、この煮え切らねぇ天気、何とかならねぇか?何かムカついてくんぜ。」 「ふん,天候によって一々腹を立てるなんて,単純な奴。」 「もともといじけた奴なら、こんな場所でも普通にしてられんだろうなぁ。 じめじめいじいじお似合いだぜ。」 「ぼくは、いじけてなんかいないぞ!」 「キール,リッドの言うことに一々腹を立てないの!二人とも,単純なんだから。」 |
クイッキー リッド メルディ キール リッド |
「ククククィッキ,・・・グィーーー!」 「ど、どうした!?」 「クィッキー占い、始まり始まりぃ〜!・・・はいな、こんなん出ましたぁ! 新しい事挑戦して,行動範囲の拡大を図ろう!初対面の人とも、楽しくおしゃべりすれば, つきが舞い込むよ〜。幸運の鍵は,理屈っぽい男の子。」 「・・・・・・」 「ああいうのが幸運の鍵とは,とても思えないぜ。」 |
クイッキー リッド メルディ リッド ファラ リッド |
「クククク、クィック、クィッキ、クィッキーーー!」 「ど、どうした!?」 「クィッキー占い、始まり始まりぃ〜!・・・はいな、こんなん出ましたぁ! 他人には肝要でいたほうが吉。金運は低迷するが,恋愛運は上昇中。もてもてすぎて困るくらい。 参っちゃうねぇ〜。」 「まいっちゃうなぁ」 「なんかの間違いじゃないのぉ?」 「平気平気、何言っても怒らないぜ。肝要でいるが吉だからな〜。」 |
クイッキー リッド メルディ リッド ファラ |
「クククク、クィック、クィッキーーー!」 「どど、どうしたんだ!?」 「クィッキー占い、始まり始まりぃ〜!はいな、こんなん出ましたぁ〜。 仕事や勉強に対する意欲が増してくる予感。株を上げるいいチャンスです。 ラッキーカラーは、オレンジ。背伸びしたおしゃれはせずに,自然に任せて吉。 ・・・か?・・・・・・あ、オレンジ!ファラのワンピース。」 「・・・・・・え、メルディ?」 「あ、ちょっとヤダ,いきなり脱がさないでよ!」 |
クイッキー リッド メルディ リッド |
「クククク,クィー、クィッキ、クィーーー!」 「どどど、どうした!?」 「「クィッキー占い、始まり始まりぃ〜!はいな、こんなん出ましたぁ〜。 気持ちを休める時かもしれません。 和やかな音楽でも聴いて,部屋の中で,じっとしていましょう。」 「いや、俺だってできりゃじっとしてたいけどよぉ,そうも言ってられねぇだろ、いまは。」 |
クイッキー リッド メルディ リッド チャット クイッキー チャット リッド |
「ククク、クィ、クィッキ、クィィーーー!」 「ど、ど、どうした!?」 「「クィッキー占い、始まり始まりぃ〜!はいな、こんなん出ましたぁ〜。 臨機応変な対応が求められます。頑固だと,立場が悪化するだけ。素直になりましょう。」 「頑固者はチャットだろ?弱点を弱点と認めないとことかよぉ。」 「失礼な!ど、動物が、僕の弱点だというんですか?ち、違いますよ。 ただちょっとその毛のふさふさぁっとした感じが・・・」 「クィッキー。」 「やなんです!とっても嫌いなんです。弱点じゃないけど嫌いなのぉ〜!」 「素直になれよ。」 |
クイッキー リッド メルディ リッド |
「クククククィ、クィッキ、クィーーー!」 「どど、どうした!?」 「クィッキー占い、始まり始まりぃ〜!はいな、こんなん出ましたぁ〜。あなたのやる気しだいで, 周りはプラスにもマイナスにも変化します。どうせなら楽観的に、突き進みましょう。」 「ファラになれってか?」 |